イベント概要本イベントは、若い世代が働きたいと思える福祉事業所の創出を目指し、NPO法人シン・フクシの主催で実施されました。NPO法人シン・フクシの皆さまから「障害福祉における制度及び収支設計」「これまでの福祉制度の歴史」「世界一幸福な国とされるフィンランドとの違い」等、様々なテーマについて講義をしていただきました。イベントには30名ほどが参加し、座談会やグループ討議など実施しながら、それぞれの事業所の課題・解決方法など活発な議論を実施しました。-実施スケジュールイベントの様子- NPO法人シン・フクシ 副理事長 新保祐宣 氏NPO法人シン・フクシのこれまでの歩み、また障害福祉業界における制度、収支設計についての解説いただきました。- 名古屋市立大学 准教授 NPO法人シン・フクシ 副理事長 米川和雄 氏幸福度ランキング1位のフィンランドの仕事に対する向き合い方、労働環境、人間関係など日本との違いを講義いただきました。グループワークで「シエンシー」を活用イベントの後半では5つのテーマに分かれ、シエンシーの動画を10分ご覧いただき、その後グループディスカッションを実施しました。以下5つのテーマは、どれも障害福祉の現場では重要なテーマであり、それぞれの事業所での事例や考え方など話し合い、お互いの情報を共有されていました。「当事者主体」 詳細:身体的な障害や精神的障害によって、あるいはそれらに関わらず生きづらさを感じている人たちがいます。 生きづらさを感じる理由のひとつとして「自分の生き方を自分で決められていないと思っている」ということがあげられます。それはつまり「自由ではない」と感じている、ということです。利用者にとっての自由とはどういうことか、その自由をサポートするために必要な考え方=「当事者主体」について学びます。「虐待のメカニズム」 詳細:今や日本社会では、虐待にまつわる事件はありふれたものとなっています。虐待は「あってはならないこと」であるという、疑いようのない共通認識があるにもかかわらず、それに反する行いが日々どこかで繰り返されているのです。また残念なことに、虐待が日常的に起きているという事実は、福祉の現場でも例外でなく、実際に障害福祉施設では虐待防止研修が義務付けられました。誰だって最初から虐待をするつもりなどないのに、実際に多くの事例があるのはなぜなのか。ここでは虐待が発生するまでのプロセスとメカニズムについて考えていきます。「アサーション」詳細:福祉の現場でも私生活でも、言いたいことを伝えられなくて、自分や周りの状況が悪くなってしまうことがあります。そういう時には、相手への配慮と自分の主張をバランスよく伝えることができると、自分も相手も納得のいくコミュニケーションが取れるようになります。このようなコミュニケーションを「アサーション」といいます。このアサーションという考え方を学び、生活場面に活かせるよう学びます。「接し方 接遇」 詳細:利用者は、障害や負の経験から来る言動によって、他人とのトラブルを引き起こすこともあります。支援者も感情のある人間であり、時には利用者に対して感情的に受け入れられないという場面があるかもしれません。それでも利用者が気持ちよく過ごせるように接し方を考え信頼関係を築いていく方法を学びます。「怒りのメカニズム」詳細:対人援助の現場では、怒りの感情に飲み込まれないように、冷静な対応をして、人間関係を築く必要があります。ここでは怒りが起こるメカニズムを学ぶことで、自分、あるいは他人の怒りに対してそのまま受け止めるのではなく、原因に目を向けてその怒りを解決する視点を学べます。-グループディスカッションの様子おわりにNPO法人シン・フクシの皆さまこの度は、設立総会・研修会という重要なイベントで「シエンシー」を活用いただきまして誠にありがとうございました。障害福祉業界をより働きやすく、より良くしていくために熱意をもって活動されている姿を見て、学ばせていただく点が多々ありました。また、グループディスカッションに参加された方々から、「動画が端的にまとまっており分かりやすい」「動画を見終わった後のディスカッションが大変やりやすかった」「現場業務の中で実際に起こっていることで内容が身近に感じた」 等、たくさんのお言葉をいただき大変うれしく思います。シエンシーも今後の活動の一助となれればと思っております。 NPO法人シン・フクシのご紹介障害者等が、積極的に社会に参加・貢献していくことができるような支援を行う施設、組織、個人が集まる団体です。障害児者福祉の未来を担う若手を大切にすることを合言葉に新人の職員からキャリアの若い管理職や経営者の皆様が持続的なサービス提供ができるよう障害児者の共生社会を目指す従業員から経営者までを支えております。本協会の主となる事業体は放課後等デイサービス事業所および就労移行支援事業所、就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所ですが障害児者福祉に関わる様々な形態の団体が参加しています。HP https://nssk.jimdofree.com/